プレッシャリターン/プレッシャセンタ/ラッチ
油圧及び空気圧用語において、”(3)エネルギー制御に関する用語”の分類の中で、”(a)制御・操作方式一般”に分類されている用語のうち、『プレッシャリターン』、『プレッシャセンタ』、『ラッチ』のJIS規格における定義その他について。
油圧及び空気圧機器、或いは油圧及び空気圧システムに関して一般に用いられる主な用語として、油圧及び空気圧用語(JIS B 0142)において、”(3)エネルギー制御に関する用語”の分類の中で、”(a)制御・操作方式一般”に分類されている油圧及び空気圧用語には、以下の、『プレッシャリターン』、『プレッシャセンタ』、『ラッチ』などの用語が定義されています。
油圧及び空気圧用語(JIS B 0142)
⇒【(3)エネルギー制御に関する用語 > (a)制御・操作方式一般 】
分類: 油圧及び空気圧用語 > (3)エネルギー制御に関する用語 > (a)制御・操作方式一般
番号: 3120
用語: プレッシャリターン
定義:
操作力を取り去ったとき、流体圧力によって、弁体が初期位置(※1)に復帰する方式。
対応英語(参考):
fluid return,
pressure offset
分類: 油圧及び空気圧用語 > (3)エネルギー制御に関する用語 > (a)制御・操作方式一般
番号: 3121
用語: プレッシャセンタ
定義:
中央位置が、初期位置(※1)である3位置弁に対するプレッシャリターンの別称。
対応英語(参考):
pressure center
分類: 油圧及び空気圧用語 > (3)エネルギー制御に関する用語 > (a)制御・操作方式一般
番号: 3122
用語: ラッチ
定義:
特定の条件が満たされるまで外すことのできない機構によって、弁体を所定の位置に保持する装置。
対応英語(参考):
latch
(※1)
初期位置とは、主管路の圧力がかかってから、操作力によって予定の運転サイクルが始まる前の弁体(バルブの機能をつかさどる部分で、主に移動する側)の位置のことです。