バイパス[管路]/ドレン管路/ベント管路/通路
油圧及び空気圧用語において、”(1)基本用語”の分類の中で、”(f)管路”に分類されている用語のうち、『バイパス[管路]』、『ドレン管路』、『ベント管路』、『通路』のJIS規格における定義その他について。
油圧及び空気圧機器、或いは油圧及び空気圧システムに関して一般に用いられる主な用語として、油圧及び空気圧用語(JIS B 0142)において、”(1)基本用語”の分類の中で、”(f)管路”に分類されている油圧及び空気圧用語には、以下の、『バイパス[管路]』、『ドレン管路』、『ベント管路』、『通路』などの用語が定義されています。
油圧及び空気圧用語(JIS B 0142)
⇒【(1)基本用語 > (f)管路 】
分類: 油圧及び空気圧用語 > (1)基本用語 > (f)管路
番号: 1605
用語: バイパス[管路]
定義:
必要に応じて作動流体の全量又はその一部を分岐する通路若しくは管路。
対応英語(参考):
by-path,
by-pass line
分類: 油圧及び空気圧用語 > (1)基本用語 > (f)管路
番号: 1606
用語: ドレン管路
定義:
ドレン(※1)を戻り管路、又はタンクなどに導く管路。
対応英語(参考):
drain line
分類: 油圧及び空気圧用語 > (1)基本用語 > (f)管路
番号: 1607
用語: ベント管路
定義:
ベント口(※2)に通じる管路。
対応英語(参考):
vent line
分類: 油圧及び空気圧用語 > (1)基本用語 > (f)管路
番号: 1608
用語: 通路
定義:
構成部品の内部をつき抜けるか、又はその内部になる機械加工若しくは鋳抜きの流体を導く連絡路。
対応英語(参考):
passage
(※1)
ドレンとは、油圧機器においては、機器の通路(又は管路)からタンク(又はマニホールドなど)に戻る液体のことを意味します。
なお、空気圧機器ににおいては、空気圧機器及び管路内で、流動若しくは沈殿状態にある水、又は油水混合の白濁液のことを意味します。
(※2)
ベント口とは、流体を外部に排出するための小さい穴のことです。
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