チャージ圧力(油圧)/封入圧力(油圧)/オーバライド圧力(油圧)
油圧及び空気圧用語において、”(1)基本用語”の分類の中で、”(d)圧力”に分類されている用語のうち、『チャージ圧力(油圧)』、『封入圧力(油圧)』、『オーバライド圧力(油圧)』のJIS規格における定義その他について。
油圧及び空気圧機器、或いは油圧及び空気圧システムに関して一般に用いられる主な用語として、油圧及び空気圧用語(JIS B 0142)において、”(1)基本用語”の分類の中で、”(d)圧力”に分類されている油圧及び空気圧用語には、以下の、『チャージ圧力(油圧)』、『封入圧力(油圧)』、『オーバライド圧力(油圧)』などの用語が定義されています。
油圧及び空気圧用語(JIS B 0142)
⇒【(1)基本用語 > (d)圧力 】
分類: 油圧及び空気圧用語 > (1)基本用語 > (d)圧力
番号: 1429
用語: チャージ圧力(油圧)
定義:
作動油を補充するときの圧力。
備考:
通常、閉回路又は2段ポンプで用いられる。
対応英語(参考):
boost pressure,
charge pressure
分類: 油圧及び空気圧用語 > (1)基本用語 > (d)圧力
番号: 1430
用語: 封入圧力(油圧)
定義:
液体注入前のアキュムレータ(※1)の気体圧。
対応英語(参考):
pre-charge pressure
分類: 油圧及び空気圧用語 > (1)基本用語 > (d)圧力
番号: 1431
用語: オーバライド圧力(油圧)
定義:
圧力制御弁で、ある最小流量からある最大流量までの間に増大する圧力。
対応英語(参考):
override pressure
(※1)
アキュムレータとは、蓄圧器ともいい、流体をエネルギー源などに用いるために、加圧状態で蓄える容器のことです。
気体式、ばね式、おもり式、ブラダ形、ダイヤフラム形、ピストン形などの形式のアキュムレータがあります。